small world Life

連日の悪天候

この書き出しに飽きてしまいましたね^^;;


昨日は釣りの予定でしたが
予定すると大荒れになるんだよね...


今年もこのパターンに悩まされるのだろうか（笑）




今回も思いでネタです
興味の無い方ばかりだと思いますがご勘弁をm(__)m

中学の時、心底ハマった釣りがありました

世の中ではバスフィッシングなるものの情報が徐々に流れ
この頃には秋田県内（八郎潟）にも生息が確認されていたと思う

そんな中でも私の興味はバスやルアーフィッシングには向かなかった（笑）

この頃、私の記憶の中で輝いていたのは米代川でのメーターシーバス捕獲のニュースだったと思う

が、それでも私の興味はルアーフィッシングではなかった



当時、同級生の中で釣りが「趣味」というのは珍しいことだったのですが

居たんですよ「釣りが趣味な友達」が^^


当然、中学生ですから移動の手段はチャリだけでしたので移動距離なんてたかが知れています

釣りに行くとしたら、徒歩でも行ける川での釣りか
冒険気分での海での釣りでした（笑）


そんな中でも
海へ行くよりもさらに冒険気分で行った場所が、とある沼近くの用水路でした


すでに護岸が進み、現在の用水路に近い姿でしたが
まだそこには、マイクロサイズながら素晴らしい姿をした魚たちが居ました


この極小さなターゲットに魅了され
毎日のようにそのポイントまでチャリで30分ほど掛けて通いました


タックルはヘラ竿の穂先に小さなウキと小さな針だけです



赤虫が特効餌でしたが、シーズンが過ぎると蚊になって居なくなってしまいますから
黄身練りを作ったり、マッシュポテトを使ったり

さらに仕掛けをヘラ釣りを参考に工夫したりと色々と悩み
そしてどんどんとその釣りにハマって行きました


繊細なアタリをとって、繊細な竿の曲がりを存分に楽しませてくれる釣りで
極細い釣り糸に極小さな釣り針でのファイトは大きな魚を釣ったのかと錯覚するほどの楽しさでした^^


この時私の曲がるロッド病は発症したようです（笑）


帰りには、両手の手のひらいっぱいになったその魚を再度放流し次に備えるという日々でした^^;;




虹色とも銀色とも言える魅力的な魚体は
今でも私に、どこかでその釣りをしたいと気持ちを震わせてくれます



残念ながら、今はその水路にはその魚たちの姿は無いようです


これがバスの影響なのか、水質悪化の影響なのか
それとも同じ魚種の外来種の影響なのかは私にはわかりませんが
護岸が進んで住処がなくなったのもその利用でしょう


何はともあれ、その釣りは私に多くのことを学ばせてくれました

サイズではない釣りの楽しさ
工夫することでの釣りの楽しさ
淡々と竿を降り続ける楽しさ
そんな釣りの奥深さ



そうです、このゲームは
おそらく同世代の釣り好きの皆さんは１度は読んで衝撃を受けたのではないかという

釣りキチ三平　「小さなビッグゲーム」

まさにそれを三平君と同じ秋田で楽しめたことを至極の思い出としています



でっけえ魚を
ごっついしかけで釣って
そのスリルをあじわうのがビッグゲームならば

ちっこい魚をほそいしかけで釣るってのも
ビッグゲームにまさるともおとらねぇ
ビッグゲームだべ



今は身近に釣り場がなくなってしまったタナゴ釣り

これが私のアジングとメバリングの楽しみ方の根底にあるものでしょうね^^




写真を載せられないのが残念でなりません...